記事一覧
18.01.19
弁護士の平井です。
これまで、お付き合いのある不動産会社の方々から何度か「弁護士以外は立ち退き業務をやれないのですか?」と質問をいただきました。
この点、弁護士法第72条は、弁護士資格を持たない者が、報酬を得る目的で、訴訟事件やその他一般の法律事件に関して代理や和解その他の法律事務を業と ...
17.08.31
弁護士の平井です。
交通事故に遭って怪我をした場合、入院しなければならなかったり、仕事を休んで療養しなければならないことが多々あります。
入院や療養などの期間は仕事を休まなければならない日が発生し、その日働いていれば得られたはずの利益が失われることになります。
このような場合、交通 ...
17.04.14
弁護士の平井です。昨年、預貯金債権と遺産分割についてのこれまでの判例とは異なる決定がなされました。
これまでの判例は、原則として、預貯金債権は、遺産分割協議を経ることなく、各相続人の間で、相続の開始と同時に当然に相続分に応じて分割されるため、遺産分割の対象とはならないとしていました。
もっとも、 ...
15.06.23
弁護士の平井です。
弁護士が法律相談や事件を進めていく上で特に気に掛けるものの一つに消滅時効があります。今回はこの消滅時効についてお話ししたいと思います。
消滅時効とは、権利が行使されていないという事実状態を尊重して、一定期間の経過により、権利そのものを消滅させてしまうという法制度です。 ...
15.06.23
弁護士の平井です。
前回は消滅時効について簡単に説明させて頂きましたが、今回は、消滅時効完成後の一部弁済についてお話したいと思います。
消滅時効とは、権利行使ができるときから法律で定められた一定の期間を経過してしまうと、援用、すなわち、債務者の「消滅時効を主張します。」という意思表示によ ...
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