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弁護士法人 ALAW&GOODLOOP | 福岡・北九州・長崎の企業法務、法律顧問契約、法律相談

黒岩 英一のコラム一覧

記事一覧

私は、弁護士ドットコムというサイトで、法律相談の回答をしています。 今回は、回答をしている際に気になることをお話ししようと思います。 「・・・こんな酷いことをされました。この相手方を○○罪として訴えられますか」 こういうご相談は多いです。 おそらく、ご本人のお気持ちと ...
裁判所は、日本国憲法の三権分立の一翼を担う機関であり、私たちの生活にとって、非常に重要な存在です。私人間で争いが生じたとき、最後は裁判所で裁いてもらえる、ということは、社会生活の安定にとって、非常に重要なことといえます。 しかし、残念ながら、日本人の生活において、裁判所は身近な存在とは言いがた ...
皆さんは、自然災害被災者債務整理ガイドラインをご存じでしょうか。 借金が返せなくなったときの対応として、通常は自己破産や任意整理、という手続きはご存じかと思います。 詳しい方は、個人再生手続きにも思い至るかもしれません。 今回ご紹介したいのは、債務整理の中でも「自然災害による被災者の債 ...
新型コロナウイルスの影響を受けた事業者に国から支給される持続化給付金を詐取したとして逮捕される報道が相次いでいます。 1人だけで虚偽の申請をしているのではなく、多数の申請を、組織的に行っているような報道もあり、詐欺の広まりが懸念されます。 新型コロナウイルスの影響を受けた事業者を迅速に救 ...
新型コロナウイルスは、影響のない国民がいないといっても過言ではないほどの規模の災害で、今現在(令和2年5月29日)も収束したとはいえず、小康状態の様相を呈しています。 非常事態宣言で経済的な副作用が大きく生じているので、国がいろいろな施策を打ち出していますが、各自治体も、自営業者などに対して、 ...
1.昨年5月、民事執行法改正案(民事執行法及び国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約の実施に関する法律の一部を改正する法律)が成立しました。 実務家が実務で問題と捉えていた問題に(少なからず)対応する改正で、改正当時は注目されていたのですが、現時点ではまだ施行されていません。 この施行が令和 ...
1.昨今の人手不足を背景に、少しでも求人の方法を探したいという会社や自営業の方が増えています。 これを狙って、当初はお試しで無料求人広告を出し、解約の連絡をしなければ自動的に有料の契約に移行する、という勧誘が増えており、社会問題となっています。  多くは電話で勧誘し、契約はFAXを利用して行われ ...
1.事件の相談の中で多い話として、民事の損害賠償請求等に関連して、相手が悪いことをしているから逮捕してほしい、というものがあります。 実際に相手が犯罪相当のことをやっていることはあるのですが、だからといって即時に逮捕してもらえるというものではありません。 むしろ、逮捕してもらえるのはごく一部です ...
弁護士の黒岩です。 今回は労働審判手続きについて書きたいと思います。 1.労働審判は、2006年4月から運用が開始された、他の手続きからすると、かなり新しい手続きです。 対象は個別労働関係民事紛争に限られています(労働審判法1条)。 一番の特徴は、原則として3回で終結するため、速やか ...
法律相談でよく尋ねられることの中に、裁判の費用(訴訟費用)は請求できるのか、弁護士費用は請求できるのか、といった内容がありますので、今回はこれについて話していきたいと思います。 1 「訴訟費用」とは 裁判で判決までいけば、裁判所が判決の中で訴訟費用の負担 割合を定めます。訴訟当事 ...
1 法律相談などにおいては、当然、自分が相手に請求できるのか、あるいは請求されているものを支払わなければならないのか、といった法的な権利の有無についてのご相談が多いのですが、実務家が実際に法的手続を行うときに気にするのが、どこの裁判所で手続を行うのか、です。 今回は、裁判所の管轄について書いて ...
飲食店の入っているビルやスーパーなどで何気なく歩いていたところ、床が濡れていて滑ったことなどが原因となって転倒した場合、施設管理者に対して、責任追及を行うことができる可能性があります。 建物の設置管理者の責任としては、民法717条第1項に定めがあり、「土地の工作物の設置又は保存に瑕疵があることによ ...
相続手続などでよく問題となるのが、親族が被相続人の財産を預かっていて、その使途などを上手く説明できない、というものです。 一般に、親族が財産を管理する場合、お互いに信頼関係がありますので、いちいち領収書やレシートなどは取っておらず、現金でやり取りを行うことが多いため、客観的な資料が残っていることは ...