記事一覧
23.10.30
請負契約の請負人が引き渡した目的物が種類または品質に関して契約の内容に適合しない場合は、請負人は契約不適合責任を負うことになります。
注文者が請負人に契約不適合責任を追求する場合、まず相当の期間を定めて追完を請求します(例えば補修工事など)。請負人が追完に応じない場合や追完が不能であることが明 ...
23.07.28
弁護士の佐渡です。
私は相続案件を多く扱っており、「借金が多いので相続放棄したい」というご相談をいただくことがあります。
その際、多くの方が疑問に感じているのが、「相続人が全員相続放棄すれば、遺産の不動産はどうなるのだろう?」ということです。
相続放棄は、相続人が被相続人(亡くなっ ...
21.12.20
1 はじめに
最近では,過去に人が死亡する事件・事故が発生したことがある不動産,いわゆる事故物件の場所を地図上に表示するサイトや,あえて事故物件に住み続ける芸人がいるなど,事故物件が話題になることがあります。
しかし,あえて事故物件と知りつつ住もうと思う人はごく少数であり,事故物件である ...
19.12.06
遺産分割調停や遺産分割審判において,遺産の中に不動産が含まれているケースは非常に多いのですが,その評価方法をめぐって相続人間で争いとなることが少なくありません。相続人間で,「固定資産税評価額による」などと合意ができれば,それでよいのです。また,各相続人が主張する金額(例えば,各相続人が提出した不動産 ...
17.01.23
不動産売買においても、「表明保証条項」を入れる場合が見られるようになりました。表明保証条項は、例えば、「買主は、以下の記載の各事項が、本売買契約日において真実かつ正確であることを表明し、保証する。⑴本物件につき、建築基準法、消防法等いかなる法令の違反もなく、また、適用される条例に違反するものでもない ...